(2022年3月22日修正)
タイ人向け日本旅行情報Webメディア「Chill Chill Japan(チルチルジャパン)」を運営し、日本とタイで自治体や企業に訪日タイ人向けプロモーションをワンストップで提供する株式会社アジア・インタラクション・サポート (愛知県名古屋市、代表取締役:青木達夫) は、日本に関心のあるタイ人に「タイ人の訪日旅行に関する意向調査」を実施し、今回「訪日タイ人の人気観光地ランキング2021」を発表します。
この調査は毎年実施し今回が4回目の発表となります。調査はインターネット上で実施、20の設問に対し2,300名のタイ人の有効回答を得ています。今回の調査では、コロナ禍の中でもタイ人が日本に強い関心を寄せ、新たなスポットや観光地を発見し、興味を持ったことが分かる結果となりました。
【調査概要】
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査期間:2021年2月08日~2021年3月15日
・調査対象者:タイ人(日本旅行に関心を持つ)
・有効回答者数:2,300
【人気観光地の調査・集計の方法】
・質問項目:「今行ってみたい日本の観光地・施設はどこですか?」
・回答は記述式のフリーアンサーで5つまで答えることが可能 (それぞれが1票)
・回答の集計は、タイ語を、類推で日本の地名・スポット名に変えることなくそのまま日本語に翻訳し、翻訳された日本語に関しては、明らかに同一地名もしくは同一施設と考えられるもののみ統一して集計。スポットで所在地がはっきりしている場所は、観光地名・都道府県等の集計にそのまま加算している。
【回答者基礎データ】
「銀山温泉」「松本城」「ファーム富田」「元乃隅神社」「海遊館」「厳島神社」などがランクアップ
1位は4年連続で「富士山」が獲得。得票したスポットは全419ヶ所、うち249ヶ所は今年新たに得票したスポットでした。3年連続2位だった白川郷が3位となるなど、上位のシェアが分散化され、行きたい観光スポットはより拡がる結果となりました。「東京スカイツリー」が初めてベスト10入り。そのほか、「銀山温泉」「松本城」「ファーム富田」「元乃隅神社」「海遊館」「厳島神社」などが大幅に順位上げました。また、昨年末オープンした「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が早速ランクインしていることからも、タイ人の日本の観光スポットへの関心の高さが見てとれます。
*スポットランキングの「那智の滝(熊野那智大社含む)」に集計漏れがあったため、当初のリリースからランキングを修正させていただきました。(2022年3月22日修正)
「大阪」が昨年に引き続き1位。京都が初の2位に
人気の観光地名では「大阪」が昨年に引き続き1位となりました。「京都」「富士山」や「舞浜」など有名観光スポットを有する地域が上位を維持しています。今年は、「秋葉原」「富良野」「松本」などの地名が大幅にランクアップしました。そのほか上位の地名では、「福岡」「名古屋」「仙台」などは地名での得票が多く、広くタイ人の間で行きたい観光エリアとして認知されていることが伺えます。
都道府県ランキングでは東京が初めて1位を獲得
観光スポットの認知を得た「山口」が大幅ランクアップ
「大阪」「東京」「北海道」の上位3都道府県が順位入替となり、「東京」が初めての1位獲得となりました。トップ10の顔ぶれに変化はないものの、「京都」が徐々に順位を上げ5位になっています。そのほかに「愛知」「広島」「兵庫」などは堅実に得票が伸びています。さらに今年は「銀山温泉」での得票が伸びた「山形」や、「元乃隅神社」や「錦帯橋」で認知を向上させた「山口」が大幅にランクアップするなど、人気の観光スポットの得票を反映して順位に変化が見られました。今年も都道府県別では全都道府県が得票を得ており、下位の都道府県も得票率は徐々に伸びてきている傾向にあります。
249ヶ所のスポットが新たに得票。定番スポットに落ち着きが見られ、来日できない状況でも新スポットの研究が進んでいる
新型コロナウイルス感染症の影響により 2020年のタイ人観光客は激減となりましたが、2019年に日本を訪れたタイ人観光客は131万人。今回の調査でも回答者の72%が訪日経験があるなど日本へ旅行するタイ人は増加傾向にあり、新型コロナウイルス収束後も旅行需要が回復すればこうした傾向が継続されるものと思われます。
今回の調査における観光スポットランキングの上位には、自然・四季、世界遺産、大都市、伝統的な日本などをイメージさせるスポットが並びタイ人の期待が読み取れます。また、タイでは体験できないことという観点から雪や温泉、テーマパークなどのスポットなどもランクインしています。絶大な人気を持つ「富士山」や「白川郷」はトップ3に今年も名を連ねていますが、得票シェアを見るとそれぞれ3~5ポイントほどシェアを落としてもいます。今回の調査で得票した観光スポットは419ヶ所で、そのうち約60%の249箇所が昨年得票のなかった新規のスポットでした。今年はコロナで訪問することができない前提の調査であったからか、雪にまつわるスポットのランクダウンが見られます。一方で「銀山温泉」「札幌雪まつり」などは順位を上げています。新規のスポットでは、昨年末オープンした「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が多くの得票を得てランクインしていることから、コロナ禍においてもタイ人の訪日観光への情報感度が高いことが見てとれます。
人気の観光地名ランキングでは「大阪」が昨年に引き続き1位となりました。続いて「京都」が2位にランクアップ。そのほか、「富士山」や「舞浜」など有名観光スポットを有する地域が上位を維持しています。また、観光地名ランキングでは、プロモーションの成果で新たにランクインした自治体もみられました。「岡崎」「蒲郡」は昨年度、タイ人向けのオンラインツアーをはじめコロナ禍においてもタイ向けプロモーションを実施しており、その際に紹介したスポットの得票をを含めて大幅にランクアップしています。
都道府県別のランキングでは、トップ10の顔ぶれに変化はないものの、「愛知」「広島」「兵庫」などは堅実に得票が伸びています。「元乃隅神社」や「錦帯橋」で認知を向上させた「山口」が大幅にランクアップするなど、人気の観光スポットの得票を反映して順位に変化が見られました。山口県も昨年度、タイ現地イベントへの出展などPRを積極的に行なっておりその効果が反映された形です。
*今回、アンケート調査結果からに人気観光地ランキングをご紹介しました。今後、回答データを元にタイ人の日本旅行に関するデータを定期的に発表させて頂く予定です。
【媒体と弊社の紹介】
Chill Chill Japan(チルチルジャパン)
Chill Chill Japanはタイ人に向けて日本旅行情報 を発信するWebメディアです。日本旅行の際に参考となるショッピングやグルメ情報などをはじめ様々な情報を提供しています。 2015年12月のサイト開設から1年10ヶ月の短期 間で月間110万PVを突破し、昨年度 月間150万 PV、ユニークユーザー65万人を記録し、タイ人向け日本旅行情報WebメディアでNo.1と評されるようになりました。
・Chill Chill Japanの詳細(日本語) https://asia-is.com/column/chillchilljapan/
・Chill Chill Japan 公式ウェブサイト https://chillchilljapan.com/
・Chill Chill Japan 公式facebookページ https://www.facebook.com/chillchilljapan/
株式会社アジア・インタラクション・サポートについて
AISは、自治体や企業の訪日タイ人向けプロモーションを支援する会社です。2019年は、100団体250以上のタイ案件を実施し、次の3つの強みを同時にもつ日本で唯一の会社です。
■バンコクデスクを拠点としたワンストップでのご提案
弊社バンコクデスクは、500以上のタイ現地メディアや200社以上のタイ現旅行会社等と強いリレーションがあるためタイ向けのプロモーションに関しては幅広いご提案が可能です。
■自社メディアや独自データを保有、費用対効果の高いプロモーションが可能
タイ向けNo.1の訪日旅行情報WebメディアChill Chill Japan および 毎年実施している2,000名規模のタイ人調査データを活用し、効果的なプロモーションを実施しております。
■10年間タイ向けのインバウンド事業に携わってきた実績
AISではこれまで多くのタイ向けの公共事業に携わり、事業を行ってきた実績がございます。タイ向けのプロモーションに特化した日本人の担当者が直接対応しております。
なお、AISは他にもメディア運営事業・旅行事業・宿泊事業と3つの事業を展開。これらの事業を通じて、訪日外国人に対して日本の観光情報やツアーや宿泊を提供し、できる限り高い満足を得ていただくことを目指しています。また、これらの事業から得たノウハウを皆さまに提供し、持続性ある集客および収益を効果的にプロデュースしています。当社に関するより詳しい情報は、https://asia-is.com/ をご覧ください。
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