【集客成功事例】旅館や商業施設にて、親日家訪日中国人のお客様の集客に成功

2018年02月02日

 

億を超えるPV数をもつWEBメディアをあえて使わず、集客成功。

 

 

【クライアントからの要望】

日本の文化やマナーを学びたい!親日家訪日中国人の個人旅行者様を集客したい。
ただし、億単位のPV数をもつ中国メディアやインフルエンサーは広告費が高く手が出せない。

 

【提供したソリューション】

訪日回数40回を超える旅行者も重宝するリピーター向けブログサイトで記事配信。 
中国とは違う日本の風習やマナーを学びたい95%のユーザーにピンポイントで接触。 
記事サイト内に保管できる&検索にもヒットする、中長期的にみて費用対効果が高く、
投資リスクも低いプロモーションを選択。

外国人向けクーポンのイメージ

 

【結果】

・中部圏の地方自治体様の案件において、情報発信を通じて新たな観光資源を発掘
・旅館宿泊者の全体の内、20%を占める中国人ゲストの集客に成功 
・某小売店居にて、クーポン利用の中国人旅行者様が10カ月間継続して来店 
・家電量販店にて、記事配信当日に中国人旅行者様が来店(クーポンによる効果測定) 
・某ショップにて、通常客単価の4倍のお客様が記事を見て来店(クーポンによる効果測定) など


【親日家中国人のお客様の集客に成功してわかったこと 】

みなさまは、中国人旅行者の皆様にどのようなイメージをもたれているでしょうか。


メディア報道では、よく観光マナーについて取り上げられています。
それらの報道や実際に現場で起きていることだけを鵜呑みに、中国人のイメージを決めつけている方は非常に多いです。
普段日本人の集客をする際には、ターゲット分析を細かくされているのに、
この国=こんな人たち のように、海外の方を集客するお話になると、
こんな括り方になってしまうケースによく遭遇します。 

20170315-5

ちなみに私たちは、京都で旅館「楽遊」を運営していますが、
集客に成功した中国人ゲスト様による大きなトラブルは起きたことがありません。


ロビーで、少し大きな声を両親が出そうとしたとき、
成人近くのお子さんが「しーっ」とジェスチャーをする場面は遭遇したこともあります。
 
”日本ではこうしたほうが、日本人に好かれる”という感覚なのか、旅慣れしたリピーターを中心に、
日本を学ぼうをしてくれており、非常にありがたいこと、感謝すべきことだと思います。
本当に素敵な方が中国にはたくさんいらっしゃいます。



自分たちが、海外でどんな風に見られているかは以外に気付かない、知らないものです。
未だにヨーロッパの一部では、日本人のテーブルマナーレベルの低さは笑われてしまっているのをご存知でしょうか?
「郷に入っては、郷に従え」は、間違っていない意見のひとつでもありますが、
少し上からの言葉であまり好きではありません。 

ちなみにですが、「爆買い」という言葉も少し失礼な気がしています。

「郷に入って、郷を学ぶを感謝せよ」という姿勢がなくては、相互理解は進みません。
 こちらから文化を伝えて差し上げる努力も必要です。 

果たして、海外旅行先の「この国でやってはいけないマナー」を10個言える日本人は何人いるでしょうか?
観光も双方の助け合いが必要なのです。日本人が他国にそうしてもらってきたように。



 とはいえ、綺麗ごとを抜きに、商売をやる以上お店側の立場からすれば、
「マナーを学ぶ気が全くない人よりも、学びたい!と思って頂ける方にどうせなら来てほしい」
というのも正直なところだと思います。




 レストランであれば、普段は日本人の接客にも追われているでしょうから、
現場でのトラブルを少しでも減らしたいのは、経営者として至極当然な感覚だと思います。 
100人にしか入らないお店であれば、その100人がどんなお客様であったほうが経営的によいか? 
というのは集客をする上で考える必要があります。 



もしそこで、中国のお客様にニーズがあり、個人旅行の方を呼びたいとすれば、 
「日本のマナーや文化を学ぶ姿勢が強い、消費意欲の高い中国人ゲスト様」にファンになってもらえたら、
素敵なことが待っているはずです。 

毎日100人席の内、平日は60人で埋まっているとすれば、
親日家の中国のお客様でプラス10人席が埋まって70人になったり、 
閑散期で50人に減っても中国のお客様がいれば計60人でプラスマイナスゼロ、
なんてもことも成功しているお店からはよく聞くお話です。




私たちの旅館は親日家の中国人のお客様の集客に成功しましたが(全体宿泊者の20%程度)、
学ぶ姿勢が強いお客様と接していますと、感謝の気持ちでいっぱいになるものです。 

アルバイトのスタッフ達も、彼らと接することでモチベ―ションがあがったりもするようで、
まさにお互いが幸せになっているような状態です。 


ぜひ、このような中国人ゲスト様とよい関係をつくれる集客方法を選択して頂ければと思います。

筆者:鈴木啓太(観光資源発掘アドバイザー)

suzuki@asia-is.com

 

サービスについてのお問合せはお電話、メール

またはお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。