株式会社アジア・インタラクション・サポートでは、台湾の訪日旅行者を対象に「訪日台湾人の人気観光地ランキング2024」を発表しました。
本調査は、日本旅行に関心を持つ台湾人2,356名にインターネットアンケートを実施し、「観光スポット」「観光エリア」「都道府県」の3つのカテゴリにおいて、記述式回答をもとにランキング化したものです。
「観光スポット」では、富士山と東京ディズニーリゾートが不動のトップ2を維持。
一方で、立山黒部アルペンルートや白川郷、上高地、河口湖など、四季折々の自然景観を楽しめるエリアの順位が軒並み上昇しています。
また、今年初めて名前が挙がったスポットは352カ所にも及び、SNSの普及などを背景に、台湾人旅行者の間で新しい観光地への関心がますます高まっていることがうかがえます。
「観光エリア」では、大阪・京都が昨年に続きトップをキープ。
しかしその一方で、鹿児島(+15位)、上高地(+22位)、阿蘇(+18位)、**網走(+21位)**など地方都市が軒並みランクアップしています。
人混みを避け、温泉や自然、地域文化をゆっくり楽しむ「スロートラベル」への志向が広がっており、これまで訪問の少なかったエリアへの関心が高まっていることが明確に表れました。
都道府県別ランキングでは、東京に代わって北海道が1位に返り咲きました。
また、富士山人気に支えられた静岡や、温泉やロケ地として注目される長野が順位を上げる一方で、関東の一部地域では順位を落とす傾向も見られました。
旅行先として地方への関心が広がる中、地方自治体や観光施設にとっては、今後さらに台湾市場への情報発信強化が求められる局面にあると言えるでしょう。
【調査概要】
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査期間:2024年5月10日~2024年5月31日
・調査対象者:台湾人(日本旅行に関心を持つ)
・有効回答者数:2,356人
【人気観光地の調査・集計の方法】
・質問項目:「今行ってみたい日本の観光地・施設はどこですか?」
・回答は記述式のフリーアンサーで7つまで答えることが可能 (それぞれが1票)
・回答の集計は、中国語を、類推で日本の地名・スポット名に変えることなくそのまま日本語に翻訳し、翻訳された日本語に関しては、明らかに同一地名もしくは同一施設と考えられるもののみ統一して集計。スポットで所在地がはっきりしている場所は、観光地名・都道府県等の集計にそのまま加算している。
『歩歩日本』は、2009年に開設された台湾・香港向けの訪日旅行情報サイトです。
台湾人作家・張維中氏を編集長に迎え、日本各地の魅力を台湾人の視点で発信。月間30万PV、20万UUを誇り、訪日リピーター層から厚い支持を受けています。
歩歩日本 Webサイト https://www.bubu-jp.com/
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